足立区竹ノ塚の鍼灸整体師の日々雑感

足立区竹ノ塚の鍼灸整体師の日々の治療の症例や心と身体についての雑感

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治療家とダンサーが繋がった時(てゆうか課題はどこまでも追いかけてくる)

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16歳の誕生日にダンスを始めて約10年間突っ走り、26歳の時に鍼灸師の資格を取ろうと決めてダンスと一線を引き治療家の道に入り10年が経ちました。

簡単に言うと先の事を考えてダンスを諦めて治療家の道に入ったのです。

ダンスに一線を引いた理由は、ダンサーとしての可能性を切る事で本気にならざるを得ない状況に身を置く為でした。

飽きっぽく怠けグセのある僕の事だからダンスをやりながらだとそこに逃げてしまう時がくるのが目に見えていたので、中途半端にならない為に無理矢理断ち切ったという感じでした。

今ではたまにクラブも行きますが3年間くらいは本当に一切離れました。

本気でやっていたダンスを断ち切ったお陰で、もし自分がダンスを続けていたら?というありもしない仮想の自分がいつも隣で突っ走ってカッコよくやってるもんだから、絶対にコイツに負ける訳にはいかない!と治療家としても突っ走ってこれたのだと思います。

もし負けたら大好きなダンスを諦めたという決断が間違っていた事になるのでそれだけは絶対に嫌でした。

何より有り難い事は治療家という職業がダンスに匹敵するほど興味深く楽しいものだったという事でした。

超楽しいものに人生で2つも出会える人なんて中々いないと思います。

今回はダンスと治療の繋がりについて少し書いみます。

というか、ダンス時代には不得意だった分野を治療家として克服せざるを得なかったというお話です。

何をしていても実は同じ壁が立ちはだかるんだと思います。

治療家として身を立てていくと決めた時に今までやってきたダンスと全く違う世界に進む訳だけれども、必ずどこかで繋がる時がくると思ってやってきました。

ダンスをやっていた事が治療に役に立つ時がくると。

始めのうちは全く余裕もなく、しばらくダンスと治療は全く違う世界のままだったけど、最近ようやく少しずつ繋がりを感じれるようになってきました。

◎ダンスの要素

目線や分け方で全く違うものになりますが、テクニック的なものではなく、

自分との関わり、人との関わりという面から考えると治療との繋がりがみえてきます。

ダンスは大きくソロ、セッション、エンターテイメントの3つの要素に 分かれると思います。

実際にははっきりと分かれているのではなく、入り混じりながらという感じだけど、

簡単に説明すると、

・ソロ
(一人で踊る事、自分の内側との対話、身体のコントロール、音とのセッション)

・セッション
(誰かと一緒に踊ること、他人との対話、かけ合い、相互作用を起こす)

・エンターテイメント
(見せる人と見る人に分かれ踊る事、楽しませる、感動させる、驚かせる、空間を支配する、相互作用を起こす)

そして、毎回がその時限りのLIVEであるというのが一番の共通点であると思います。

実は一見ダンスと関係のなさそうな治療もこの3つの要素が入っているんだなと分かってきました。

僕はダンサーとして活動していた時はエンターテイメントととして魅せるダンスが得意ではありませんでした。

どうしてもチャラく感じてしまいスカして出来なかったのです。

自分の内側との対話をとことんしていた気がします。

そして一番不得意だったのはセッションでした。

◎人との距離

簡単に言うと人との距離間を取るのが苦手。。。

だから踊ってたんだと思う。

治療家として致命的だと思いますが(笑)深く考えずに勢いでこの世界に入ってしまったので後からヤバイと気づきました。

(笑)とか書いてる場合じゃないです。

ちなみに鍼灸学校に入ってからモグサを捻っていて手先がかなり不器用だった事にも気がつき、

更にダンスじゃ食えないと大好きなダンスを諦めて入ったこの業界は卒業10年後に鍼灸師として生計を立てられている割合が1割だと聞いて愕然としました。

これはヤバイ。

ヤバイ世界に入ってしまったが後戻りする訳にもいかず全力疾走してきました。

話を戻しますが、

治療は患者さんと術者と2人いて成立するものなので一義的には常にセッションであると思います。

◎お互い様

セッションはお互いが協力的でないと成立しないので、

ここにお互い様の世界が現れるのですが、僕の方にこの心が欠けていたのだということに最近やっと気づきました。

治療家として超ヤバイ奴だけど、気づけたので良しとします。

今までは、相手任せという感じでいつも相手からくるのを待って、

流れに身をまかせるみたいにカッコ良く考えていましたけど、何てことはないただのスカした野郎です。

受動的な人は何かあったら大抵人のせいにします。

プロならば、自分が能動性を持って相手に気持ちよく来さす様に上手にこちらが誘導しなければならないという事に直面しました。

相手の能動性をこちらが能動性を持って出させる。
自分で波を起こしてその波に仲良く一緒に乗るサーファーって感じ。

お互いが能動的になって「治癒」という一つのゴールに向かう事で良い治療が始まります。

人との距離間を取るのが得意ではなかった自分が古流の武術の裏技である活法という治療術を習う事で治療においての適切な距離の取り方がだんだんと分かってきました。

これは、物理的な距離でも、時間的な距離でも、心理的な距離でも。

活法を教えて頂ける様になり本当に助かった事の一つです。

有難うございマス!

◎エンターテイメント

そして、エンターテイメント。

本物の治療はエンターテイメント性が絶対に必要になってきます。

というか本物の治療はどうしてもエンターテイメントになってしまう。

エンターテイメントは見世物であり、必ず裏側があり、見せない部分があります。

ただ、驚かせ、感動させるわけではない。

見えない部分が驚きと感動を生み出します。

詳しく書くことが出来ないのですが治療にもこの見えない部分を持つ事が重要です。

昔はただただ自分の内側と向き合い踊ってきましたが、治療は自分と向き合いながらも相手と協力して結果を出して驚いて喜んで帰ってもらわなければ何もならないのでダンサー時代には不得意だったセッションとエンターテイメントの部分をどうしても磨かなけれなりませんでした。

何をしていても本質はあまり変わらないのかも知れない。

本気で2つ以上の事をするとその事に気づけます。

◎LIVE力

ダンスをやっていて一番良かったのは、LIVE力がついていた事でした。

何が起こるか分からない本番にワクワク出来るのは確実にダンスを人前で踊ってきた経験からきているんだと思います。

生意気な年頃だった事もありダンスをしていた時は常に自信満々で踊っていました。

今考えると恥ずかしいですが始めた時から自分が一番カッコイイと思って踊っていました。

人前に出る直前までは毎回緊張しているのですが、不思議なものでいざ出てしまうと全く緊張は無くなりワクワク出来ちゃう。

お陰で治療の時も、思った様に行かない時や重たい症状の患者さんが来た時などワクワク出来ちゃうんだと思います。

ヤバイ状況でワクワク出来ている時は大抵上手くいきます。

普段手がいかない様なところに勝手に手が伸びたりとその場での発見が頻発します。

ダンサーも治療家も技術や知識は大切だけど実は結果を一番左右するのはメンタルな気がします。

自信満々だった若い頃に人前で沢山踊る経験を出来た事は本当に今に役立っていると思います。

諦めたダンスに救われています。

◎手先が不器用問題

「手先がかなり不器用問題」は実は治療は手先だけでなく身体全部を上手に使う事が大切なんだとだんだんと理解してきました。

そして、不器用だろうが全ての人の手には元から治療に必要な機能が備わっている事も活法を通じて学びました。

逆に手先が不器用なお陰で小手先にならずに済んだんだと感じます。

大きな動きも外からは分からないほどの小さな動きも身体の運動である事に変わりはないのでダンスをしていて良かったと、ここでもダンサー自分に助けられています。

僕はステッパーだったので手から一番遠い足の動きも大変重要であるという事にも早くに気づけることができました。

同時にステッパーは足さばきではなく手が重要なんだという事もやっとこさ分かってきました。

答えはいつも思っているところとは真逆にある。
ダンス気張ってやってる頃に気付けたらな〜

◎新たな課題

ダンサー時代の課題が違う形で治療家の自分に押し寄せて来ています。。。

「自分を売り込む問題」

これは大問題です。

個人事業主であり、商品が自分であるのでどうしても自分で作ったもの、てゆうか自分を自分で売らなければならないのですが、ダンサー時代にはこれが一番苦手でした。

スカしの頂点にいたのでしょうがないですが、やはり自分で自分を売り込むって今だによく分からない。

超怪しいと思うし。

という事でとりあえずはブログで自己開示してみようと考えて最近は書いてます。

僕ってこういう人です。

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